高畑登山口には車が１台のみが駐車中で、先行者１人のため、キノコの取り残しに期待が高まります。
登山口を午前９時に出発。少し上ると、カラマツが点在するようになり、ハナイグチが少し採取できました。
やがて、一面のブナ林の登山道となると、登山道沿いの朽木には、ツキヨタケとナラタケが目立つようになります。
まもなく、下山中の軽装の単独女性とすれ違いました、やはりキノコを収穫したような袋を下げていました。かなり早い時間帯に登山口を出発したものと思われました。
ナラタケはやや時期を過ぎていましたが、先を進むごとにから次へと現われてくるため、先行者の取残しから、程度の良いものを選んだため、久しぶりにかなりの時間をキノコ採取に要しました。
| 暗く寂しい高畑登山口 |
ナラタケは至るところに |
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| ブナハリタケは少々 |
素晴らしいブナの登山道 |
しばらくは、ブナの巨木の眺めを楽しみながら、ブナハリタケも採りながら、先を進みました。
やがて、ダケカンバ林に風景が変わり、その後は細いブナ、山頂近くなると赤や黄色に色づいたカエデ類の灌木の登山道を稜線まで登ったところが、高下岳南峰と北峰の分岐点となります。
分岐点からの南峰の赤を主体とした紅葉は素晴らしいものでしたが、曇り空に湧き上がるガスに鮮やかさが薄れて見えるのが残念でした。
分岐から北峰への尾根の登山道北西斜面の紅葉も赤が見事でした。
やがて到着した北峰山頂からは、ガスで和賀山塊の展望は全くありませんでしたが、それでもブナの黄葉の始まりも感じられる光景でした。
山頂での昼食後、１０名程度の団体とすれ違った以外には、他に登山者のいない静かでキノコの豊富な山行を楽しむことができました。（午後２時下山）
| 稜線分岐手前の紅葉 | 南峰の紅葉 |
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| 高下岳北峰山頂 |
北峰手前の紅葉 |