みどぽんのテレマーク

テレマークスキー仲間のmt.raccoさんご夫妻のお誘いで、初めて二岐山で滑ることができました。 自分的には、今シーズン初めてのテレマークツアーらしいツアーです。 今回は、昨年お会いできなかったキリンさんとも一緒に滑ることもできました。 集合場所までは、通常、積雪または凍結路を車で走るので、いわきをかなり早く出発しましたが、道路上にはまったく雪がなく、集合時間の１時間以上も前に到着。30分ほど付近を散歩して車に戻ると、本日のメンバーが集合していました。 午前８時に旅館前の駐車場からシールで登行開始。ややクラストした雪でした。 行程のほとんどは、樹林帯の中で、クラストと粉雪が交互に現れ、帰りの滑りが難しく思われました。 今回は、久しぶりの太板プラ靴のためか、重く感じるとともに、何故かシールの効きがいまいちで、ずれ落ちるたびの足の踏ん張りで、完治していない膝の痛みを感じました。 また、最後尾を、皆さんから遅れ、かろうじてついていくだけで、軽めのラッセルさえも交代できず、体力が落ちたことを実感しました。 ツアー登りの前半は、針葉樹林がやや密に生えた中を進みますが、やがて中ぐらいのブナ林となると、癒され、ツアーの雰囲気が十分でした。

出発地点 針葉樹からブナ林へ ブナ林の中を登る 立派なブナの大木

次第に斜面がきつくなり、午前１０時４０分に標高１４００ｍで早めの昼食となりました。 頂上には、スキーを置いて行けなくはないようですが、ここから滑ることとしました。 滑り出しは、結構急ですが、雪が柔らかいため何とかなりました。 しかし、その後の滑りのほとんどは、クラストした雪で、ボーゲンの出来ない私は、ひたすら斜滑降とキックターンで最後尾を皆さんに遅れてなんとかついていきました。 所々雪が柔らかいところでは、テレマークターンが決まり、ビデオ撮影しながらの滑りとなります。 こうしているうちにあっという間に、杉の植栽地にたどり着き、ボーゲンができない代わりに、かに歩き？で、なんとか旅館前の道路にでることができました。（１２時少し前） 下山後は、旅館の日帰り入浴で汗を流し、疲れをとりました。 なお、問題の膝についてですが、テレマークターンでの滑りでは問題はなく、ボーゲンやシール登行で踏ん張ると痛みが出るといった状況でした。

昼食場所 昼食場所から大（小）白森山 無事下山 日帰入浴した旅館