テレマークスキー仲間からリクエストがあったため、奥会津の冬季限定ルートをテレマークスキーウロコ板で往復してきました。
国道400号舟鼻トンネルの昭和村側の入山地点に到着したところ、小雪が舞い、冷たい風が吹く曇天なため、途中で引き返すつもりで出発。往路はスキーシール装着で進みました。
林道をカットする直登ルートは斜面が固く、時間と体力を要したのに加え、山頂部手前の林道のトラバースは滑落の恐れがあるため、慎重に通過。
山頂台地はほぼブナの雪原で、地形図で舟鼻山と表示のある2か所をつなぐようなルートで進みました。
山頂部を進むころから、気温が高くなり、また、青空となり、雪も緩んできました。
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| トンネル脇の斜面を登る |
舟鼻山山頂部は広大な湿原 |
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御前ヶ岳が見えてくる |
御前ヶ岳山頂から博士山を望む |
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| 御前ヶ岳南斜面を滑降 |
ブナの山を堪能したツアー |
やがて正面に御前ヶ岳が見えるようになり、斜度が緩目めの尾根沿いに登ると、雪面がぽっこりとした山頂に到着しました。
山頂からは北東側の展望がよく、博士山や志津倉山が正面に眺めることができました。
山頂で昼食休憩後、シールを外して往路沿いに滑降。水分たっぷりの雪は、滑りがイマイチでしたが、スキーハイキングと考えれば満足のいくものでした。
林道をショートカットする斜面はやはりカリカリで、新調したスキー靴の調子が悪いため、林道を下部まで下り、林道からトンネル脇の斜面へようやくターンして滑り、ツアーを終えることができました。