3月3日に雄国沼ツアーに、テレマークスキー仲間と二人で行ってきました。
猫魔スキー場〜雄国沼〜雄国山〜ラビスパ裏磐梯温泉のコースです。
車を１台下山口のラビスパ裏磐梯温泉駐車場に駐車後、もう１台で猫魔スキー場に向かったところ、ツアー開始地点に至るリフトが運休中でした。
運転見込みが立たないことから、チケット売場に登山届を提出後、中腹までのリフトに乗り、下車後にゲレンデ端をシール登行し始めたところ、スキー場の関係 者らしき人物が下から、行ってはいけないとの大声が。やがてやってきたパトロールによると、ゲレンデ外であれば登行可とのため、樹林帯に移動し、約30分 後にようやくゲレンデトップへ。
ガスで視界はありませんが、思ったより風は強くなく、パウダーの滑りを堪能しながら、雄国沼へ。と思ったら、斜面の向こうには、あきらかに雄子沢左岸の山が。見事なルートミスでした。
幸いにも、現在地が分かるため、このまま、右岸の尾根斜面をトラバースして雄国沼に向かおうとしましたが、斜面が急でアイスバーンの箇所も多いため、いったん、雄子沢へ下降。
沢底でシールを装着して夏道へ登り返しましたが、思ったより急な斜面と深雪のラッセルで、ヘトヘトの状態で雄国沼休憩舎へ到着しました。
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| ゲレンデトップからスタート |
ミスルートの快適斜面 |
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| 雄国沼休憩舎 |
雄国山への稜線 |
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| 雄国山中腹から休憩舎と雪の雄国沼 | 山頂から鞍部へ向かう |
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| ラビスパ裏磐梯温泉上部のパウダーの急斜面 |
ラビスパ裏磐梯温泉に下山 |
小屋には、単独のスノーシューの男性が一人、我々のあと単独のスノーシューの男性が一人の状況でした。
ここまでで、通常より、約１時間半の遅れであることから、短めの昼食休憩後に、雄国山を目指して登行開始。相変わらずの視界ですが、風が思ったより酷くないことから、順調に山頂に到着。
山頂でシールを外したあと、最初は一部凍った雪面に気を付けながら進むと、まもなく、鞍部に降りる樹林帯ではパウダーの滑りを堪能できました。
鞍部からは、再び、シール装着で、なだらかな樹林帯をなだらかな小ピークまで登行。
ここで、シールを外し、少しでも滑りを楽しめる斜面を拾いながら、ラビスパ裏磐梯温泉上部の斜面に到着。
ここまで、先行のトレースはなく、いつもは急で苦労するこの谷もふかふかの雪で、これまでで一番の滑りを楽しんだあとは、そのままラビスパ裏磐梯温泉で汗を流し、疲れをとりました。
今回は大きなルートミスで通常４時間の行程が５時間半かかってしまったのが反省点となりました。