福島県内は西吾妻周辺を除いて例年より積雪が少ないため、行先を迷っていました。
今回もご一緒した山スキー仲間と相談した結果、ある程度雪が少ないのを覚悟に安達太良か箕輪にすることとし、まずはあだたらスキー場に着いたところ、青空でほとんど風もなく多少の期待を持ってチケット売り場へ。
がしかし、日曜日にも関わらず、ゴンドラはコース上で雪が一部切れているため運休との放送がありました。
ここで、箕輪に転進すればいいものを、リフト２本を乗り継いで、五葉松平から烏谷を目指すこととしました。
リフト降り場から先にはトレースはなく、本日はこのルートから登った方はいないようでした。
まずはいつも降りてくる藪の斜面を登ってみましたが、藪はひどく、笹に足を取られることも多く、３０分で撤退。
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| 藪の中へ |
夏道はそこそこ快適 |
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| 途中にはツアー標識も |
本日はここで撤退 |
次は、夏道で五葉松平をめざしましたが、急な箇所は私のシール（ストレート）では登れず、時々、板を両手に持ってラッセルの状況でした。
それでもさすがに夏道だけあって、刈り払われているので、藪漕ぎせずに五葉松平の一角に登りきることができました。
そこから見る烏谷はいつになく緑色の木々ばかりで、白い斜面は見えず、雪の少なさが分かりました。
また、ここから先の藪もひどく、これ以上の前進は困難と判断し、シールを着けたまま、往路を引き返しました。
結局、滑ることなく午後１時に下山と、これまたいい経験となりました。